第46次まなぶ講演会

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今年も兵庫県下12会場で「まなぶ講演会」を開催しています。この講演会は、1969年から続いているもので、今年で46回目になります。

兵庫県南西部に位置する西播地区では、第2次からこの講演会に加わっており、今年は2会場で、32人が参加しました。

6月16日の姫路会場では、「アベノミクス批判」、17日の神崎会場では、「労働者らしさを取り戻そう」と題しての労大講師の講演の後、質疑応答が繰り広げられました。

 

兵庫県協議会

2014/08/10

第19回全国交流集会に200名の仲間が学習と交流を

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第19回全国交流集会アピール

 全国から結集された、まなぶの仲間のみなさん!
私たちは、7月12日から13日にかけて、三池闘争がたたかわれた筑後の地、福岡県朝倉市で第19回全国交流集会を「学習・反合理化・社会主義」の基調のもとに、四つの課題を三つにまなぶ大衆学習運動の中間総括の場として開催し、学習と交流を深めてきました。厳しい資本主義の攻撃のなか、200人の仲開が5ブロック20県協から結集したことを、共に喜び合いたいと思います。
黄金の3年を獲得した「暴走特急・安倍内閣」のスピードは増す一方です。7月1日、日本国憲法施行から67年の議論を覆し、これまでの憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を国民の反対を無視し閣議決定を強行しました。憲法9条の問題だけでなく、時の内閣の決定で憲法改正せずとも、最高法規を骨抜きにすることを可能にした暴挙です。また今なお終息しない福島原発事故を消し去り、資本の要請に応え、早急に再稼働にしようとする被災者無視の姿勢は、石原環境相の「金目」発言に見て取れます。さらに労働時間ではなく成果で評価するホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ法)の導入検討や、企業には減税、労働者には消費増税や福祉の切り捨てなど、私たちを取り巻く情勢は、先達がたたかい勝ち取ってきたものが奪われ、露骨に生命を奪われるものとなっています。
分散会討論、全体集会での各ブロック代表発言では、厳しい生活や職場状況の怒り、団結づくりの成果や課題、会員たちのたたかいが、力強く報告されました。また3年連続で30歳代の若い仲間の分散会が開催できたことは、担い手づくりの運動の成果です。
文化交流会は、5年目を迎え事務局体制が確立した「まなぶ合唱団」が発表した「地底の歌」「人とし生きるために」は、歌のふるさとである福岡の地に響き渡りました。東京、関東の寸劇は、資本への怒りに立ちあがった青年会員のたたかいと、家族ぐるみの成果を笑いと感動で私たちの心に届けてくれました。九州の構成劇は三池闘争を継承した闘争の歴史を再確認しました。
労働大学まなぶ友の会の運動は、科学的社会主義を学習し、労働者思想のもとに団結して闘い続ける主体的条件をつくる大衆学習運動の拡がりが目的です。そのために第一学習会の討論を基本とし、人間らしく働き続け、生き続けていくために、『月刊まなぶ』3000部拡大運動、総学習運動を武器として、もう一人の自分をつくり続けていくことを意思統一してきました。
今交流集会で出しあった成果と課題を、参加者と全国のまなぶ友の会の仲間と確認し合い、今年よりも成長した自分ともう一人の仲間とともに、来年7月4日から5日に群馬県みなかみ町で開催され、節目の第20回を迎える全国交流集会での再会を約束し合い、全国の仲間へのアピールとします。

2014年7月13日
『全協』再建をめざす労働大学まなぶ友の会県協連絡会議 第19回全国交流集会

 

2014/07/18

労大ハンドブックNO1発行

労大ハンドブックNO1「成果主義とのたたかい」が7月12日に発刊されます。
価格は500円、総ページは96Pです。
第19回全国交流集会で発刊できるよう準備してきました。
原鶴から成果主義への闘いが始まります。

各県協・友の会で学習会にご活用ください。

 

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2014/07/04

〝反動の嵐〟を突き破るために、レーニンに学ぶ

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5月31日~6月1日の1泊2日で、第44次四国ブロックチューター養成講座が、高知県香美市で、今村稔労大副学長の助言をいただきながら、25名が参加し開催されました。

 テキストはレーニンの「共産主義における『左翼』小児病」です。この本は、読むたびに労働者の心を引き締め、また、勇気と革命への情熱を注ぎ込んでくれます。今回特に情勢に押されっぱなしの脳みそに一撃をくれたレーニンの言葉は「革命が燃え上がっている時、革命家になるのは難しくない。しかし、革命的な闘争が起こる条件のない、反動的な環境のなかで、革命の利益を守ることがずっと難しいし、尊い」。さらに、「大衆を組織せよ」と。レーニンの主張は一言でいえば、「革命は党だけではできない。全階級がやるものである」。肝に銘じておこう。

労働大学まなぶ友の会

高知県協議会

2014/07/04

葛飾地区協を再建

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「あれ、葛飾地区協は開店休業だったの」と言われました。様々な問題や、京成の裁判闘争を巡っての意見の違いなどで、10数年地区協が開店休業状態に追い込まれていました。
しかし、まなぶ講演会や地区協交流は、3友の会が協力し実行委員会を作り、毎年取り組んできました。
そして、3月16日に再建総会を開き、新たな地区協四役体制を確立しました。
6月27日には、第47次葛飾地区まなぶ講演会の開催を決め、成功に向けた努力が始まりました。単位友の会の強化は地区協の重要な任務です。昨年11月に、私たちも応援した「みずま雪絵区議会議員」が誕生しました。大衆学習運動を強化し、社会を変える力を結集するために貢献したいと思います。

 

内房ブロック学習交流会

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内房ブロックは、千葉県協の中の内房地区(館山・木更津・市原)の友の会の会員で構成されています。 1996年から2ヵ月に1回のペースで学習と交流を続けてきて、2013年に100回を超えたことと、この会に参加している仲間の二人が古希を迎えたということがあり、お祝いをする集まりをやろうとなりました。 11月24日に、内房ブロックの仲間はもちろんのこと、県協の仲間の参加を得て総勢23名で記念集会が盛大かつ和やかに開催されました。 会はこれからもこの17年間の歴史と教訓を大切にして、会員の若返りと活性化を図りながら継続し、発展させていくことを意思統一して記念の集会を終了しました。

労働大学まなぶ友の会 千葉県協議会

2014/04/04

山川均の色紙にまなぶ

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「階級戦の戦場では真っ先に進んでいるものは、最も後ろにある者を常に忘れてはならない、われわれは何度も遅れている僚友のところまで後戻りして彼らをいたわり励まして彼らを前進させなければならない。

1956年5月 山川均」

 

この色紙は、三池労組へ昭和31(1956)年5月に訪れ、各支部に色紙を贈られ、これは四山支部に送られたものです。

この前年、1955年に『社会主義への道』を当時の労大新書として出されています。

1965年から労働大学大牟田分校が開校され、校長は故宮川睦男元組合長でした。一期22日間で、修了者に修了証書として贈られていました。

この文章の意義を忘れないように心がけて、反省しながら、生涯の鏡にして努力したいと思います。

 

労働大学まなぶ友の会

九州B 三池炭鉱友の会

2014/04/04

旗開きで年間方針確認

 東京南部協議会は、1月19日(日)、新春旗開きを開催し、19名が参加しました。第一部では、情勢的に「沖縄問題」に焦点を当て、沖縄大学地域研究所特別研究員の毛利孝雄さんの話を伺いました。
毛利さんは「沖縄県名護市長選挙(旗開き当日)、原発問題の行方の真実にまなぶ」ということで、二つの問題点の認識を示され、共通する問題点、「住民の意思を無視」する政府や政治の動きをについて詳しくお話されました。

 第二部の懇親会では、品川清掃友の会に新たに加入したKさんと家族(奥さんと二人のお子さん)を交えて歓迎会になりました。
子どもたちが参加できるための工夫で、景品付きのゲーム大会を行い、大変賑やかな旗開きになりました。新会員Kさんを県協全体で支えながら、四役の団結を深め、もう一人の仲間づくりを意識した友の会運動のさらなる発展を確認するため、年間方針を確認し合いました。

労働大学まなぶ友の会 東京南部協議会

 

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2014/02/25

「2014年旗開き・新春講演会」開催

1月19日、神戸・兵庫勤労市民センターにおいて、労働大学近畿支局と労働大学まなぶ友の会兵庫県協議会の共催による「2014年旗開き・新春講演会」を開催しました。冒頭、労働大学近畿支局世話人代表の今村稔氏から、「腰を据えて裾野を広げよう」との主催者挨拶があり、引き続き「政治・生活破壊に反撃を!」と題して、新社会党中央本部執行委員の河村洋二氏から講演を受けました。
要旨は次のとおり。「安倍政権は、第一次安倍内閣で果たせなかった政策を矢継ぎ早に成立させている。民主主義を破壊する特定秘密保護法を強行採決し、集団的自衛権で9条を死滅させようとしている。また、TPPや原発、労働法制改悪は『今だけ、金だけ、自分だけ』の施策であり、政治破壊、人間破壊をもたらす。反撃には組織の力が必要だ。我々は『自問自闘』し、学習会を開き、『仲間作り、組織作り』を強めていこう」

労働大学まなぶ友の会 兵庫県協議会

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2014/02/25

第43次まなぶ講演会ー高知県協議会

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第43次まなぶ講演会を昨年11月30日、クンペル高知にて開催しました。

今回は、 女性会議との共催、高知県平和運動センター後援という体制で取り組み、参加者は6つの労働組合・団体と、10友の会の参加で、35名が結集しました。

あいにく、組合の集会と重なったこともあり、昨年より若干少ない参加でした。

講演の内容は「奪われる生命と権利・身近な人権確立のため」というタイトルで、講師として河野和代(フェミニストカウンセラー・徳島在住)さんにお願いいたしました。

講演後の感想では「DVの本質は支配とコントロールである」とか「すべての人の心の人権」、「ジェンダーについて改めて、目からウロコ。今更ながら反省する点がありました」が寄せられました。中身については「理解できた」と好評でした。

2014/02/08