第20回全国交流集会 水上へみんなで行こう

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<日程>

2015年7月4日(土)13時から5日(日)12時まで

<会場>

群馬県利根郡みなかみ町

小日向573

「ホテル水上館」 0278-72-3221

第20回全国交流会に向けて運動の積み上げを
労働大学まなぶ友の会県協連絡会議
副会長 三宅 敏之

第189回通常国会が開催されています。積極的平和主義を推進するとして集団的自衛権の行使を実行可能とするための関連法案を提出。憲法改悪に向け自民党は憲法改正推進本部を3か月ぶりに開催、来年の参議院選挙後に改憲発議をしようと準備を進めています。また、来年4月実施をめざして「残業代ゼロ」法案提出を準備するなど安倍政権の暴走が止まりません。
さらに「原発をベースロード電源とする」として曖昧な基準のまま原発再稼働を容認する策動をしていますが、福島第一原発2号機から高濃度の汚染水が外洋に垂れ流しされその事実を10か月も東電は隠していたことがまた明らかにされました。
春闘も「政労資が一体となった官製春闘」などと言われ大きく様変わりしています。非正規労働者や中小企業で働く労働者の生活改善など全く考えていません。
私たちが人間らしく働き続け生き続ける条件は益々厳しくなっていますが、友の会員の仲間のみなさんは、労働組合や政党など実践の場で春闘勝利に向けた闘い、統一地方選での護憲勢力の必勝に向け奮闘されていることと思います。
第19回県協連総会から3ヶ月が経過しました。具体的な闘いと共に県協、地区協、単位友の会では年間方針、とりわけ個人方針の確立に向けた討論がこの時期は大変重要です。具体的な方針をもとに大衆学習運動を追求し、実践の場で生かしながら中間総括の場である7月に群馬県水上で開催される第20回全国交流会に成果と課題が持ち寄れるよう運動を積み上げていきましよう。

2015/03/05

第19回県協連総会・第11回労働大学総会が開催されました

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労働大学まなぶ友の会県協連絡会議 第19回総会が開催される

労働大学まなぶ友の会県協連絡会議第19回総会は、11月22日~23日にほっとプラザはるみ(22日)および勝どき区民館(23日)において開催されました。総会には、運営委員、代議員、傍聴者合計70名が参加して活発な討論が行われました。

総会議長には佐久間さん、槍埼さんの両名が選出され、冒頭須藤会長より19回総会の意義と課題含めてあいさつがされました。(詳細は議案の意義と課題を参照して下さい)続いて総括と方針、財政収支報告、監査報告、労働大学の総括と方針、財政収支報告の議案提案があり、その後代議員と傍聴者29名から運動の成果と弱さも含めて活発な発言がされました。

高原事務局長の集約、新役員の提案の後、議案と役員人事について全員の拍手で承認されました。

第19回総会の概要と全体集約

総会の概要
全国総会は、役員22名中19名、代表24名中22名。傍聴者31名の総勢72名の参加のもと、成功裏に開催されました。発言者は以下のとおりです。

発言者

関東=群馬3、茨城2、埼玉4、千葉1、山梨1

東京=東部2、西部1、南部2、北部2、中部1、三多摩1

近畿=兵庫1

四国=香川1、徳島3、高知2

九州=福岡1

役員=運営委員2

 

全体集約県協連事務局長 高原 敏朗

皆さん、実践に裏打ちされたすばらしい発言でした。ありがとうございました。発言者は、全体で15県協から27人と役員2人の29人でした。

第一にいえることは、取り巻く情勢の補強です。先般の沖縄知事選で辺野古基地反対の翁長新知事が圧勝しました。自公政権への痛打を浴びせた結果となりました。確実に保守分裂の地殻変動が起きているといえます。これは本土ではどうか。昨日、群馬の清水さんから農業委員になって農業従事者の話を聞くと、TPP参加交渉で日本の農業はつぶれる、今度の総選挙には自民党には投票しないという声を多く聞きます。まだ小さな動きかも知れませんが地殻変動が起きています。これを大きなうねりにしなければなりません。

第二は、一方で労働運動はどうでしょうか。国労全国大会の報告がありましたが、反合理化闘争路線を堅持してきた国労が単一組織の枠をはずす、ナショナルセンターへの連携を決めたといいます。働くものは生命と健康が奪われている。どの職場も長時間労働、パワハラ、セクハラ、低賃金の実態にあり、現職死亡も増えてきています。しかし、多くのみなさんから、これらの攻撃を真剣に受け止め反撃を開始している発言がありました。だまっていたら殺される情勢です。従って、団結を強化し、闘わねば人間らしく働き続け生き続けることはできない情勢であることが一層、鮮明になってきました。
まず、現役の職場での頑張りの報告がありました。兵庫・貯金のパワハラ、東京・北部プリントの配転攻撃、東京・東部の京成駅の役選を通しての団結づくり、東京・西部のメトロコマースのたたかい、東京・中部の対資本の怒りの持続。また年金生活に移っても、ユニオン運動にかかわり、一丁あがり運動で何が足りなかったのかを反省した茨城。さらには、香川の『おはよう』ニュースから組合員の拡大、東京・北部のふれあい労組の賃金遡及から組合員拡大などで明らかになってきました。

第三には、運動の総括です。第一学習会の強化、拡大と中身の改善です。①重点県協の徳島のまあどんな友の会の第一学習会の定着です。②働き方、生活の見直しのメモ化を通して、ギャンブル、テレビ漬けの毎日のうしろめたさはどこからくるのかと改めて働き方、生活の見直しは階級闘争の基礎であるという埼玉の報告がありました。

第四は、個人方針の確立で3,000部到達への歩みです。香川の個人方針から拡大へ。東京・北部うしおの個人方針から拡大へ。埼玉、三池のリストアップ運動から拡大へ。

第五は、若者、女性の担い手の拡大です。群馬コロニーの非正規職員が半分というなか、不満が渦巻いている。そこに依拠し会員拡大、徳島三好市職青年部への講師を担い組合と友の会の有機的結合。千葉では女性交流会の再開。

第六は、総学習運動の強化でぶれない主体性の確立です。埼玉・浦和地区では、哲学を学び、矛盾が発展の原動力と学び会員、読者拡大につなげた。同時にHB『成果主義とのたたかい』を販売し、東京南部新幹線、徳島まあどんな友の会では、来年から学習会を始めるといいます。みなさんの一年間の努力に敬意を表し集約とします。

 

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労働大学第11回総会

県協連総会終了後、11月23日14時より第11回労働大学総会が開催されました。

総会は11月23日、勝どき区民館で開催されました。『労大の仲間』の全員合唱で総会の幕を開けました。議案書の総括及び方針は、労大強化方針の4年目を迎えた総括、そして最終年の5年目の到達闘争の方針が提起されました。その後、参加の皆さんから前進に向けた力強い発言がありました。低迷する階級情勢ですが、大衆学習運動を積み重ねる中で前進が勝ち取られている等の報告がありました。発言要旨については省略いたします。
特に今総会では、仲間たちの協力でHB『成果主義とのたたかい』が発刊され、さらに『月刊まなぶ』誌上で四国ブロックを中心とした仲間たちでHBの学習講座がもたれることの報告がされました。
この講座の背中を後押ししたのは、15ヵ月続いた関東ブロックによる「職場と生活に憲法を活かす」だ、との報告もありました。
さらに、強化方針の最終年の5年目に入るわけですが、労働大学再建にあたって確認された「学習 反合理化 社会主義」の基調のもとに更に一層大衆学習運動の推進を確認したところです。学長・副学長も今後の運動の前進に向けた問題提起をされ、全員で確認致しました。
人事では参加者全員で、須藤行彦さん(県協連会長)の副学長就任を確認し「理論と実践」の結びつきの指導に期待したところです。一部関東ブロック女性運営委員の交代も含め人事提案も全体で確認しました。

総会を締めくくったのは『インターナショナル』の全員合唱でした。歌声は会場に満ち溢れていました。

5年目の到達闘争、強化方針を推進してまいります。

2014/11/24

県協連第19回全国総会が開催されます。11月22日~23日

県協連第19回全国総会のご案内

皆様におかれましては、元気にご活躍のことと存じます。さて、月日が経つのは早いもので、来月には、全国総会が迫りました。つきましては、以下の日程で開催しますので、参加する役員、代表、傍聴者の氏名を11月10日まで、事務局まで報告をお願いします。なお、総会に先立ち、県代表者会議を開催しますので、各県代表の参加をお願いします。

2014年11月22日~23日 22日=ほっとプラザはるみ 23日=勝どき区民館

と き 11月22日(土)13時半~14時 県協代表者会議

14時~21時 第19回総会 (夕食17時~18時)

11月23日(日)9時~11時半 第19回総会 (朝食7時~8時)

13時 労大運営委員会

14時 第11回労大総会

ところ 会場 22日=ほっとプラザはるみ 03-3531-8731

23日=勝どき区民館

宿泊 東京海員会館    03-3531-2216

参加資格 本年9月分までの会費納入

配布資料 80部

参加費用 県代表は、旅費と宿泊費、朝食は県協連で負担しますが、昼食、夕食は自己負担いただきます。なお傍聴者の方は実費宿泊費と朝食の合計5000円を負担いただきます。

食 事  ほっとプラザはるみ(予約などはしていません。自費ですのでお間違えのないようにお願いします)ほか、近くにコンビニもあります。

2014/11/03

2015年版「憲法手帳」の注文を受け付けています

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労働大学発行
定価  1000円(税込)
(10冊以上900円)

◆寸法 146×104㎜ 176P糸綴じ
◆表紙カバー エンゼルカーフ 金箔押
◆表紙カバー2色 黒・エンジ
◆別冊 56P中綴じ

ご注文はこちらへ

 

2014/11/03

第19回全国総会に向けて総括運動を

第19回全国総会の日程

開催日時 

11月22日(土)13時半~県代表者会議 14時~県協連総会

11月23日(日)11時30分まで県協連総会

11月23日(日)13時~労大運営委、第11回労大総会14時~17時

開催場所 ほっとプラザはるみ

宿泊場所 東京海員会館

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(昨年の
第18回全国総会)

総括の視点(高原事務局長提起)

①   第一学習会の強化・確立はどうだったか。
集団指導の力で第一学習会の確立が進む

②   四つの課題を三つに学ぶ第一学習会に求められているものは何か
「闘い一生、学習一生」の構えから『月刊まなぶ』3000部到達運動の総括。職場に一部、地域に一部、家庭に一部と提起された拡大運動はどうだったか。成果と課題は何か。

③   第一学習会を闘いの砦として、労働運動の再生に寄与する運動は展開できたか
働き方、生活の見直しのメモ化運動から、許せない要求、怒りをはっきりさせ、職場から闘う団結の強化を。

④   内外の五人組運動、家族ぐるみの団結の強化はどうか
・機関誌活動で会員・読者・家族の関係を緊密に
・外部の五人組で裾野の拡大を
・まなぶ学習会、大衆学習会の組織化で会員拡大を

⑤   総学習運動の強化から情勢にぶれない主体性の確立はどうか
・「社会を変える、自分を変える」をテキストに第一学習会を柱に、中央講座、ブロックチューターで活用し、科学的社会主義の思想を自らのものに
・労大ハンドブック「成果主義とのたたかい」の発刊の力に

⑥   若者、女性の担い手の拡大、新会員の拡大はどうか
若者、女性は話し合いの場を求めている。働きかける指導部、担い手が大胆に働きかけることが必要

 

2014/10/04

山梨県協 第30次労大峡東講座開催せまる

 

第三十次 労働大学峡東講座のご案内

二〇一四年九月十五日

                            労働大学峡東講座実行委員会

 

働く仲間の皆さん、地域の労働組合の皆さん、日頃の労働大学へのご協力に感謝申し上げます。今年の労働大学峡東講座は30年目となり節目の年を迎えました。この30年間、地域の労働組合のご協力をいただきながら労働者教育の一翼を担わせていただきました。そして、本講座を介して、現在も数多くの仲間が労働組合の担い手として活躍をし、講座の開催、講師の派遣などにご協力いただいています。この地域・産別を越えた学習と交流を大事にしようという意識は、30年の積み重ねの中で育まれ、今では「秋の講座」として定着してまいりました。

 

さて、7月1日、安倍内閣は臨時閣議を開き、他国への攻撃に自衛隊が反撃する集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしました。これは、歴代内閣が憲法9条により集団的自衛権の行使を禁じてきた憲法解釈を崩し、憲法の柱である平和主義を根本から覆すものです。日本は第二次世界大戦で多くの犠牲と侵略の反省に立ち、平和主義に基づく日本国憲法を制定してきました。戦後69年、日本は平和国家の歩みを続け、戦争によって一人も殺さず、一人も殺されずに来ました。しかし、奇しくも自衛隊発足60年目の7月1日に、安倍内閣は、日本が直接攻撃されていなくても他国の戦争に参加することができる国に大きく転換しました。

閣議決定後の各種世論調査では、集団的自衛権行使容認に「反対」が大多数となっています。また、地方議会からの集団的自衛権行使容認に反対する意見書、決議は200自治体を超えています。

このことを見ても、安倍内閣が国民の意思を無視し、国会にも諮ることなく、海外で戦争ができる国に道を開いたことは、歴史的暴挙であり決して許されるものではありません。

また、安倍内閣の教育に対する政策は復古主義的色彩を色濃くしています。その特徴は,教科書制度の改革や「道徳の教科化」による政治的イデオロギー的統制と,学校週六日制や教師教育改革など、そして、教育委員会制度の改革、教師に対する官僚的統制の強化など「教育の政治的中立の確保」が危ぶまれています。

これから日本を背負う世代がどのような教育を受けることができるかによって日本の進むべき道は決められるといっても良いでしょう。戦後教育は、戦争を教訓として、憲法と教育基本法に基づいて教育ということが考えられてきました。「基本的人権の尊重」「平和主義」「国民主権」そうしたことを教育の現場で実現していくということになったのです。日教組は、先の大戦で教え子を戦場へ送り、戦争に協力したことに対する痛切な悔恨を込め不戦の決意を示した「教え子を再び戦場に送らない」というスローガンのもと戦争のない平和な社会をめざしとりくみを進めてきました。その戦後培ってきた民主教育、平和教育が「戦後レジームからの脱却」と言って根本から破壊されようとしています。子どもたちの教育の自由を守り、教育労働者の権利を守ることがいま大きな課題となっています。

 

このような私たちを取り巻く情勢の中で、実行委員会ではどのような講座をつくっていこうかと真剣に討論を重ねてきました。昨年の講座アンケートでは、「他の市町村、組合の方々の職場の状況を聞き、自分の市との違いを確認でき有意義な交流と感じました」「        さまざまな立場の方と意見交換ができて、同じような悩みを抱えている人がいる、と認識できてよかった」などの声が多く、参加者が地域・職場を超えて交流することから何かを学び取っていただいていると思います。一方、「ノー残業デーを普及して」「超過勤務時間が多い」「年休・代休が取れない」など労働者一人ひとりが人員不足のなか仕事に追われ権利も行使できない状況に置かれていることも訴えられています。そうした声をもとに、今年は左記のような講座を開催します。職場交流のテーマは現在実行委員会で討論中ですので、決まり次第ご連絡したいと思います。

人間らしく働き続け生き続けるために、そうした社会を実現するために、私たちは何をしなければいけないのでしょうか。「労働者のものの見方考え方」を中心に6回の講座を通して考えていきましょう。昨年の労大講座には、延べ181名が参加されました。若い組合員が講座に参加して学ぶなかから、労働者としてのものの見方考え方を掴み取ることのできる労大講座にしていきたいと、実行委員会一同努力してまいります。

つきましては、第三十次労働大学峡東講座を左記の通り開催いたしますので、ご案内申し上げます。

 

会 場    山梨市・夢ワーク (旧)勤労者福祉センター  3F・B会議室

参加費  全講座参加・二千五百円  一講座参加・六百円

日程      テーマ          講師

10月22日(水)労働者のものの見方考え方 丸山和彦
10月30日(木)自治体問題を考える    自治労
11月 6日(木)教育問題を考える     山教組
11月13日(木) 「労働組合とは何か」 未定
11月20日(木) 職場交流「労働組合とは何か」
11月27日(木) 私たちを取り巻く情勢と課題 滝野 忠

昨年の労大講座風景

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2014/09/09

9月号表紙の誤表記についてお詫び

【お詫び】 9月号表紙の特集「労働組合の存在意義を問う」が「労働組合の存在異議を問う」と間違って印刷されてしまいました。
そのまま製本と発送が行われてしまい、読者の皆様には大変ご迷惑をおかけすることとなりました。申し訳ありません。
今後このような間違いが起きぬよう労働大学のチェック体制を強化していく所存であります。

(労働大学 月刊まなぶ 編集部)

2014/08/11