香川県読者大会

7月18日、18名の仲間で高松市の沖合にある大島青松園に見学交流を行いました。
この園は、全国に13ある国立ハンセン病療養所の一つです。ハンセン病に対する誤った知識、偏見、差別から、親・子・親族など大切な人との縁を断たれたまま納骨堂に眠る方は、2145名を超える状況です。現在は、53人の方(平均年齢85歳)が生活しています。
入所者の馬場さんから、20歳で入所し65年間の生活と闘病、怒りに満ちた訴えに、心が打たれました。また1時間ほどかけて園内を案内していただき、記録映画を見て、感想を出し合い交流しました。生きる喜びを…。
問題の本質は、人間として個人の尊厳が問われています。

労働大学まなぶ友の会
香川県協議会

2019/09/18