大浦坑の囚人暴動事件

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歴史の改ざんが始まり、闘争の史跡や記念碑が破壊されようとしています。そこに働いている力は、労働者運動や労働者の闘いがあったという事実を消し去りたいという全資本の狙いと考えられます。
今回紹介するのは大浦坑囚人暴動事件です。明治16(1883)年、坑内で起きた囚人暴動事件は、日常の圧政が原因と推測されます。暴動の結果、火災が発生し、良民22、囚徒24、馬13頭が逃げ遅れていることを知りながら、坑口を密閉する暴挙がなされました。明治21(1888)年、内部調査の結果、人骨は化石状態であったと、当時の新聞が伝えるところです。
労働大学まなぶ友の会
三池友の会
2017/08/23