女性が「輝けない」のは社会の問題であることを実感

201611info2_r

16年9月3日から4日にかけ、徳島市とくぎんトモニプラザにて、第34次四国ブロック女性講座を開催しました。参加者は女性16人、男性18人の計34人の仲間が参加し「活躍できない女性たち」のテーマで学習と討論を行いました。
1日目の講座としてまず、徳島県教組から2010年の徳島県教組襲撃事件の映像を交え、控訴審判決までの経過と勝利報告を受け、「民主主義の衣をかぶった新自由主義が横行する社会状況ではあらゆる差別が強まっている。今こそ本物の解放運動、人権教育をすすめていく必要がある」ことを学びました。
次に新社会党香川県本部委員長の井角操さんから、家制度の成り立ちから現在の社会に未だ残る意識など実体験を交えての講演を受けた後、職場や家庭における男女間の在り方や身近に残る女性差別についてパネルディスカッションを行いました。
2日目には、職場の問題、家庭や地域で身近に感じる「家」意識などを分散会討論し、今まで当たり前に女性の役割とされてきた家事や育児・介護が女性を家にしばりつけ、女性の社会進出を阻害している実態を改めて知り、意識はもちろんのこと原因である社会を変えていくことの必要性を学ぶことができました。

労働大学まなぶ友の会
四国ブロック連絡会議

2016/10/07