2016年改組第3回日展の工芸美術部門で香川県協の会員である東条隆一さんが、みごと初入選しました。工芸美術は、応募点数706点、入選446点のうち新人入選は38点で、かなり厳しい狭き門です。東条さんは高松工芸高校を卒業後、香川の著名な漆芸作家の明石朴景氏の弟子として修行していた経験があります。「授賞式と懇親会に車いすで参加し、銀色のレイをかけて頂き感激しました」と感想を述べられていました。
作品の題名は「流転」です。「全て世の中の物は、留まっているようで、常に変化している」と、まさに弁証法の変化発展です。12月6日、高松の栗林山荘で「日展入選おめでとう」会を開催しました。参加者からお祝いの言葉と、詩吟、唄、創作詩の披露など、会場は文化・芸術で盛り上がりました。
労働大学まなぶ友の会
香川県協議会

11月20日14時、ほっとプラザ晴海において、第13回労大総会が開かれました。
議案と財政の提案後、4名の方から発言があり、総括と方針・会計報告・予算案が満場一致で承認されました。
最後に宮坂副学長の団結ガンバロウで新年度に向かって決意を固めあいました。
詳細の報告は後日掲載します。

11月19日ー20日に開催された第21回県協連総会は23県協69名の参加のもと34名の友の会運動を一歩前へ進めるためのこの一年間の総括発言がありました。会場は活発な討論で熱気に溢れました。集約など詳細は後日掲載します。
山梨県協では、今、労働大学峡東講座が開催中です。10月20日第1回「労働者のものの見方考え方」と題して、丸山和彦山梨県協会長が熱のこもった講演を行いました。参加者は31名です。地元自治労の青年部、山教組の青年部の若い組合員は丸山講師の労働者としての生きざまの語りに真剣に耳を傾けていました。
「私は1935年生まれで今年で81歳になります。私は農家の長男として生まれました。家は小作農ですから5公5民の厳しい生活でした。小さい時から地主と小作農という階級関係を見てきました。戦前の「ものの見方考え方」は支配者階級の思想で教育され支配されていました。戦後の学校教育は変わり、主権者は国民だとなります。私は労働者として労働力を売り賃金で労働力の再生産を42年間行ってきました。」「すべてのものは変化する。社会は原始共産制社会から奴隷制、封建制、そして現在の資本主義社会へと変化してきました。この変化は、その社会の内部に矛盾が発生するから新しい社会への変化として現れます。人間は道具を使い自然に働きかけます。つまり労働によって生産が行われます。この労働によって生産が行わる人と人との関係を生産関係と言います。生産力が大きくなるとこの生産関係と矛盾し階級闘争が起き新しい社会が生まれます。社会の土台は経済であり、その上に政治、法律、文化、哲学があります。」「人間労働は必要なもの以上を生産し、新しい価値を生み出します。それによって社会は発展してきました。今日の資本主義社会は、資本家は労働者を雇い賃金を払って剰余価値を得ます。労働者は労働力を売り、それが賃金となって、生活資材を買って明日働くために労働力を再生産します。社会の生産物はすべて労働者が作ったものです。労働者が社会の主人公なのです」
11月10日の第4回目講座は、「労働者の権利を考える」と題して、N関労東委員長の奥山信義さんが講師です。第5回は参加者みんなで職場の話を交し合う「職場交流」、第6回は「今日の情勢と私たちの課題」講師は滝野忠さんです。
11月24日(木) |
11月17日(木) |
11月10日(木) |
11月2日(水) |
10月27日(木) |
10月20日(木) |
日 程 |
今日の情勢と私たちの課題 |
職場交流(労働者の権利とは何か) |
労働者の権利を考える |
自治体問題を考える |
教育問題を考える |
労働者の物の見方・考え方 |
テーマ |
「社会通信」編集長 滝野 忠 |
参加者交流 |
東日本NTT関連合同労働組合委員長
奥山 信義 |
自治労山梨県本部 |
山教組東山支部 |
労大まなぶ友の会山梨県協会長
丸山 和彦 |
講 師 |
2016年9月3日から4日にかけ、徳島市とくぎんトモニプラザにて、第34次四国ブロック女性講座を開催しました。参加者は女性16人、男性18人の計34人の仲間が参加し「活躍できない女性たち」のテーマで学習と討論を行いました。
1日目の講座としてまず、徳島県教祖から2010年の徳島県教祖襲撃事件の映像を交え、控訴審判決までの経過と勝利報告を受け、「民主主義の衣をかぶった新自由主義が横行する社会状況ではあらゆる差別が強まっている。今こそ本物の解放運動、人権教育をすすめていく必要がある」ことを学びました。
次に新社会党香川県本部委員長の井角操さんから、家制度の成り立ちから現在の社会に未だ残る意識など実体験を交えての講演を受けた後、職場や家庭における男女間の在り方や身近に残る女性差別についてパネルディスカッションを行いました。
2日目には、職場の問題、家庭や地域で身近に感じる「家」意識などを分散会討論し、今まで当たり前に女性の役割とされてきた家事や育児・介護が女性を家にしばりつけ、女性の社会進出を阻害している実態を改めて知り、意識はもちろんのこと原因である社会を変えていくことの必要性を学ぶことができました。
労働大学まなぶ友の会
四国ブロック連絡会議
9月3日~4日に44名の参加でした。高齢化の中で、母・娘・孫(小学生二人)と3世代での参加があり全体を活気づけてくれました。30代のSさんは、改憲を目指し、戦争へと向かう政権に黙っていられないと、戦争法廃止を求める国会前集会に家族で参加。2千万署名にも取り組んだ総括をもって参加。母や仲間たちがやってきたことがどれだけ大変で地道なことかもわかってきた。焦らず、今風に変えるところは変えて、引き継いでいきたいとの感想も。37回の継続の中で、相互討論の発展や課題、家族ぐるみの成果や課題を今後に繋げることができた講座でした。
労働大学まなぶ友の会
東京ブロック連絡会議
10月22日13時30分、福岡県大牟田市甘城山ハイツにおいて、第13回三池友の会に学ぶ全国交流会が開催されています。三池友の会の仲間をはじめ37名の仲間が結集し学習と交流を深めています。冒頭小林実行委員長より「職場と生活の見直しのメモ化の討論を深めて、参加者一人ひとりがメモ化に自信の持てる交流会にしていこう」と力強い挨拶から始まりました。続いて矢島事務局長から基調報告、三池友の会の川野さんから問題提起がありました。休憩をはさんで現在4名の闘争報告がされています。
交流の詳細は別途報告します。

16年9月3日から4日にかけ、徳島市とくぎんトモニプラザにて、第34次四国ブロック女性講座を開催しました。参加者は女性16人、男性18人の計34人の仲間が参加し「活躍できない女性たち」のテーマで学習と討論を行いました。
1日目の講座としてまず、徳島県教組から2010年の徳島県教組襲撃事件の映像を交え、控訴審判決までの経過と勝利報告を受け、「民主主義の衣をかぶった新自由主義が横行する社会状況ではあらゆる差別が強まっている。今こそ本物の解放運動、人権教育をすすめていく必要がある」ことを学びました。
次に新社会党香川県本部委員長の井角操さんから、家制度の成り立ちから現在の社会に未だ残る意識など実体験を交えての講演を受けた後、職場や家庭における男女間の在り方や身近に残る女性差別についてパネルディスカッションを行いました。
2日目には、職場の問題、家庭や地域で身近に感じる「家」意識などを分散会討論し、今まで当たり前に女性の役割とされてきた家事や育児・介護が女性を家にしばりつけ、女性の社会進出を阻害している実態を改めて知り、意識はもちろんのこと原因である社会を変えていくことの必要性を学ぶことができました。
労働大学まなぶ友の会
四国ブロック連絡会議

16年7月22日~23日にかけ開催された「埼玉県チューター養成講座」に参加させていただきました。目的は中間総括交流であり、内容として、5月に開催された全国交流集会で各個々人で出された中間総括文を持ち寄って討論されました。そして来たる県協連総会に向けた、後半の活動につなげていこうということでした。家族が病気で苦労されているなど、困難を抱えながらも仲間との交流から学び、頑張っていることが確認できた養成講座でした。
三池炭鉱友の会 川野 房雄

7月27日(水)夕刻、うだるような暑さから逃れ、JR姫路駅近くの山陽百貨店の屋上ビアガーデンにおいて西播地区協の交流会を開きました。
昨年も一昨年も雨のために中止になったので、3年ぶりの夏の交流会でした。
参加者は会員4人と読者一人の5人。話題は、残念に終わった参議院選挙の結果から始まり、30歳になる子どもの結婚のことや年金生活の苦しさ、健康のことなど、ウダウダ話に花が咲きました。
労働大学まなぶ友の会
兵庫県協議会