第26回県協連総会の概要と全体集約
2021年11月20日
県協連事務局長 高原 敏朗
総会の概要
20年の11月はコロナ感染拡大で、21年3月6日に延期しての第25回県協連総会でした。石塚春樹さんにサポート頂き、ズームオンライン総会でした。労働大学総会も1ヵ月延期の4月25日の開催でした。なお、5月開催を予定していた全国交流集会も中止せざるを得ない状況でした。
それでは、第26回県協連総会の概要を下記に記します。
司会進行=奥山信義副会長
議長=四役・高井豊治次長
県代・佐久間和俊東京東部県協代表
にお願いし議事を進行いただきました。
まず、高原県協連事務局長から日程説明、総会運営委を設置しないことの了承を受けていることをお諮りし、了承を得ました。
次は、須藤行彦県協連会長から「本総会の意義と課題」の提案、次に3月20日以降、今日までに亡くなられた物故会員を紹介し、心からの哀悼に意を表して黙とうを捧げました。
- 東京南部県協・松本幸男(まつもと ゆきお)様・89歳
- 茨城県協・飯村絹代(いいむら きぬよ)様・69歳
- 徳島県協・紅露伸和(こうろ のぶかず)様・46歳
次は、予定されていた方々の発言者です。
九州ブロック=無し
四国ブロック=4名
香川県協
徳島県協
徳島県協
高知県協
東京ブロック=6名
東京東部県協
東京西部県協
東京南部県協
東京北部県協
東京中部県協
東京三多摩県協
関東ブロック=6名
群馬県協
茨城県協
埼玉県協
千葉県協
山梨県協
女性代表
フリー討論=3名
東京東部県協
徳島県協
山梨県協
以上、総勢、14県協19名から発言を賜りました。
皆さんの発言をお聞きして以下、全体集約とします。まず、3月20日から11月20日まで8ヵ月間、コロナウイルス感染が収束せず、今回もオンライン総会になりましたが、全国役員、県代表者、傍聴者の皆さん、本日はありがとうございました。
第1は、このズームオンライン総会の成功は、過度のコロナを恐れることなく、資本の攻撃にさらされても、負けることなく全国の友の会員が頑張ってきたことを、まず確認したいと思います。しかし、コロナ感染は完全には終息していません。健康問題を抱えている方が多いことも判明した今、コロナ感染の予防を徹底して、これからも頑張っていきましょう。ピンチをチャンスと捉えて一歩前に進むことではないかと言えます。
第2は、集まって対面の会議、第一学習会も毎月開けないところも多かったと思いますが、そうしたなかでも、『月刊まなぶ』拡大、友の会員の拡大を果たした県協、友の会もあり、改めてご尽力に心から感謝を申し上げる次第です。
それは、東京中部県協の「運動は止めない」、コロナ禍でもまなぶ講演会を「憲法と教育」のテーマで28名の参加を得られた報告、東京西部県協もコロナ禍であっても合同学習会を開き、機関紙活動に活かす、会員の信頼関係づくりに役立ってきた報告に示されたように、コロナ禍だからこそ、友の会員の信頼関係づくりが不可欠だということでした。
第3は、東京東部県協・Sさんの団結の基礎は、第一学習会をたたかいの砦と位置付ける、もうひとつは、家族ぐるみの団結強化の追求です。徳島県協三好市職労友の会のKさんを包み込む家族ぐるみの団結強化、檄布への寄せ書き、東京北部県協・Mさんの娘さんとの団結強化の報告にまなぶことができました。
第4は、集団指導体制の強化です。東京南部県協四役の団結強化、そして諸活動の強化、今年も見送りとなった全国交流集会を来年の6月香川開催・ホテルオークラ丸亀の開催の成功に向けて、今から準備しようということ、更には古典学習の強化です。四国のみんなの学習講座の連載にまなぶ県協、友の会での取り組みが広がっています。
第5は、組織と財政は一体のものだ、という提起にありますように、『月刊まなぶ』発刊、機関会議の継続のために、労働大学強化基金の取り組みを引き続きお願い致します。私の友の会でも0.5口だった方が二人、1.0口に増やしていただきました。各ブロック、関東・東京で各15口、四国10口、他でも拡大をお願いする辞第です。
第6は、なんといっても組織強化の要は『月刊まなぶ』の拡大です。友の会の年間計画に基づき、年間方針を確立し、リストアップ運動から、組織的に共同行動の展開で拡大してきた埼玉県協、山梨県協の取り組みに学び、拡大運動を展開し、文字通り「四つの課題を三つにまなぶ」大衆学習運動を強化していくが求められています。
第7、最後は、組織問題、6ブロックの統一の更なる追求です。M副会長と3ブロックのYさんが窓口となって引き続き取り組んでいただいております。
階級戦に勝ちぬくには、6ブロックの統一は欠かせない課題です。県協連は、これからも「条件をつけない」で、交流の再開をしたい、と臨んでいきます。
以上の、7点を全体の集約とします。ありがとうございました。