労働大学まなぶ友の会


第23回県協連総会


一年間の総括が来年の展望を開く

第23回県協連総会 全体集約 県協連事務局長 高原敏朗


参加者と質疑討論に参加した延人数は

1)総会参加者
役員21名/21名、代表19名/23名
傍聴者30名 計70名

2)発言・質疑討論=34名
関東・群馬1、茨城3、埼玉4、神奈川2
   山梨1 計11名
東京・東部2、西部2、北部1、南部1、中部3 三多摩1 計10名
近畿・兵庫1、
四国・香川1、徳島2、高知1 計4名
運営委員8名

3)全体集約
 17日、18日と皆さんから活発な討論が交わされました。皆さんのこの一年間の運動の成果と来年に向けた課題を丁寧に総括したすばらしい発言によって、議案を豊富化して頂くことができました。心からお礼を申し上げます。そこで全体集約します。
 
重点県協の大きな成果とは
第1は、県協連が示す「四つの課題を三つにまなぶ」大衆学習運動、とりわけ、第一学習会の強化・発展と集団指導体制の確立の取り組みを通して、友の会員の成長、一歩前へ進む力強いエネルギーが感じとれました。それは県協連の重点県協、東京・南部協、四国・高知県協の指導部の団結強化が進み、お互いが信頼できる関係が築かれ、家族ぐるみの強化、女性会員の新たな誕生へとつながった報告に示されました。南部協のKさん、高知県協の「進撃」のMさんからは、自分の友の会だけではなく、他の友の会へ学びにいく、そしてそれを諸活動へ繋げていく、県読者大会、まなぶ講演会、高知まなぶ塾などの成功につながり、新たな担い手づくり、読者拡大の足掛かりができたという報告でした。重点県協がこの五年間で相互討論、相互批判の積み上げが花開いてきたといえます。引き続き学んでいきたいと思います。
 
友の会の存在意義の確認
第2は労働大学まなぶ友の会の存在意義の確認です。昨年に引き続き今年も兵庫県協のTさん、「闘い一生、学習一生」の報告です。46年9カ月、川崎重工で勤め上げ、その労をねぎらい職場、家族、仲間から心温まるお祝いをしてくれたという報告です。1971年4月に入社し、労働大学講座を受講する機会を得て人生観が大きく変わった。職場の2回にわたる首切り攻撃に労働組合が闘わないことに腹がたち、闘う労働組合に変えるほかないと組合役員選挙闘争を25年間立候補し続け3000人中1000人の仲間から支持され票を得た。
当選はできず、会社からは見せしめの職能給を下げる賃金格差、この攻撃に対し1995年是正を求めて地労委闘争を11年間闘い続け、勝利和解を勝ち取ることができた。
兵庫県協は17友の会のうち13友の会で第一学習会が開かれ『月刊まなぶ』の部数は000部、2004年の発刊から毎月一度も休まず学習会を続けてきた。これも労働大学があったから頑張ってこられた。私のモット―は「いつでも、どこでも、元気よく」これからも頑張っていくという素晴らしい報告でした。
 次は、闘いの砦である友の会があったから、ブラック企業と闘い残業代未払い賃金を勝ち取れたという埼玉県協のYさんの報告です。これは「仲間の支え合いと団結づくり」の成果だ。Sさんの怒りと要求を
「なぜか、どうしてか」の討論と会社社長への責任追及の3年に渡る裁判闘争をまなぶの仲間が支えてくれた。埼北と久喜の合同第一学習会で何度も議論し、「1人では頑張れない。仲間の支えと団結」があったからだという共通認識づくりの成果の報告でした。
 更には、担い手が仲間から信頼されなければ、職場で起こっていることを聞く事は出来ないという埼玉のKさんの川乗友の会の「まなぶ学習会」組織化が鍵だという報告。そして、山梨のOさんからはこの間の仲間づくりで、「まなぶ友の会って、何でも聞いてくれてフレンドリーで良いね」と女性が友の会に加入してくれたという報告にまなぶことができました。
 
 『月刊まなぶ』3000部到達運動の展開

第3は、『月刊まなぶ』3000部到達運動の実践の具体的展開の報告です。全国的には減部傾向が続く中で、総会に結集している友の会では着実にリストアップ、個人方針が立てられ、日常的な人間関係を築き、組織的に拡大につなげてきている報告が相次ぎました。まず、1人目は東部協のH・Eさん。3000部拡大は、口だけでなく県協連指導部から手本を示して頂きたい。私は、あらゆる場で『月刊まなぶ』を持って配布から有料購読へとつなげてきました。人間関係が出来なければ拡大にはつながりません。これをどうつくるかという問題提起でした。H・Eさんは毎月10日の発送には紅一点で手伝いに来ていただいています。

2人目は、京成駅葛飾友の会のSさんの「実践からまなぶ」報告です。組合役員選挙闘争を闘い、『月刊道しるべ』120部を配布とほぼ同等の130票の支持を得た。30歳代、40歳代の仲間は報復人事で、日暮里、船橋という忙しい職場に配転された。しかしそれらの職場は人数も多い。よし、いいんじゃないか、来年に向けて10部広げようではないか!と気合が入ってきました。この支持者に『月刊まなぶ』を広げようと、来年1月号から3部拡大となった。須藤会長の言う「風がなければ自分から走り風車を廻す」という提起がストンと落ちた。今は会社の攻撃で逆風がきているが跳ね返して一歩前へ進もうという、労働運動再生に向けた提起でした。
3人目は、神奈川県協のKさん。地域の運動に関わり3年経って拡大の条件が出来た。神奈川ペンクラブに入って87歳の会長に配布していたが、『月刊まなぶ』を読んで「この本は良い本だ」と妻や他の人にも勧めてくれ有料読者になってくれた。
『月刊まなぶ』も私がやっているときよりも随分と中身も良くなってきた。客観情勢と主体的条件も高まっている。3000部をスローガンにしてはならない。やればできる。『月刊まなぶ』が今の情勢で出番だといえるという報告でした。
4人目は、香川のMさん。若い女性が入ってきて活気づき、減部もあるがトータルで2部拡大した。拡大の結果だけを求めるのでなく人間関係づくりから、粘り強く働きかけていくことが大切だと報告してくれました。
5人目は、埼玉県協のK・Kさん。パワハラで休んでいた仲間が仕事に戻ってきた。私は彼女を最初は嫌いだったんですが、明日は我が身、他人事じゃないと関わっていくと情が湧いて話せる。自分が変わらねば仲間は変わらないという体験からの報告でした。
6人目は、これらの仲間の報告を聞いて徳島のSさんが、不安で参加した。最初来たときはどうなるかと思ったが、やっぱり自分からアクションを起こすことの大事さが分かった。やっと頭が回るようになった!と、友の会の相互討論によって仲間が変わる貴重な感想をいただきました。

友の会から去っていく仲間へのホロー

第4は、友の会があるから頑張れるのですが、残念ながら健康問題で友の会から去っていく仲間もいます。そうした仲間に寄り添いホローする担い手の心優しい報告です。これは、家族ぐるみの運動から発展してきた東京西部協のTさん、三多摩県協のWさんの報告です。Tさんは、音沙汰がないUさんへ何度も電話し、やっと出た。埼玉の幸手市の高齢者施設に入っていることがわかり3人で行った。残念だが友の会から離れたいということだった。
 Wさんは、田無市職のUさんが「癌が再発したので辞めたい」と言っていたが、T専従が「やめるのでなく一時休止ということでどうか」とアドバイスしてくれて、「じゃ9月から一時休みとしたい」となったという報告です。友の会から離れたら、話す場がなくなるわけで担い手が関わり続けることの大切さを教えてくれました。

諸活動の積極的な取り組みが増えてきた

第5は、このような基本運動の反映から、昨年以上に、諸活動のまなぶ講演会、読者大会、労働大学講座などが積極的に取り組まれるようになったことです。内外の五人組運動の検証の場である諸活動の成果が報告されました。仲間作り、家族ぐるみの強化により、組織が生き生きと活性化してきています。
 山梨県協のMさんからは、私がいいたいのはふたつ。①何事も訓練し、結集し、組織するということだ。労働大学峡東講座は、34回目の講座を開いている。②県読者大会の成功だ。読者、友の会員が増えて新しい仲間を誘ってくるようになった。皆が一歩前へ出て組織した成果だ。
徳島県協のHさんからは、3地区のまなぶ講演会の取り組みで成功した。若者からの前向きの意見が出され美馬町職友の会、吉野川町職も巻き込んでとりくんではどうか。と発奮し、30名が結集した成果が得られた。
高知県協のMさんからも、労働大学高知まなぶ塾の取り組みが報告されました。今年は、国労闘争団だった中野勇人さんにも講演頂いた。40歳代の参加者は、国鉄闘争を知らない世代なので、好評だった。第1回目は24名、第2回目は23名、第3回目は26名 延73名の参加が得られた。
東京中部協のNさんからは、3年目になり、総括し方針化し獲得目標を出し合い、積み上げてきたことから、離れていた仲間へ積極的に話しかけられるようになって、まなぶ講演会の成功につながった。
三多摩のWさんからも、ブロックの協力で読者大会を再開した報告がありました。
 次は、自分が講師となり、まなぶ講演会、労働大学講座へ参加した北部協のKさんの報告です。うしお友の会の第一学習会の取り組みとめぐみ薬局闘争の闘い。埼玉で2ヵ所のまなぶ講演会、山梨峡東講座に呼ばれて参加した報告です。やはり、自分の県協だけでなく他県協へ参加すると学ぶことがあり、この経験を今後の友の会運動に生かしていきたいと思うということでした。私たちも自分が講師になって他県協へ足を運んで行きましょう。

 機関紙活動の強化

第6は、機関紙活動の強化です。機関紙は県協では、徳島県協が新たに発刊。単位友の会でも、埼玉でふたつ新たに増えました。
三池の川野さんからの報告にもあったように、第一学習会で「働き方、生活、健康の見直しのメモ化」の積み上げ討論を紙面に紹介し、今は会員から読者の紹介も取り組んでいる。生命と健康を守るためには、家族ぐるみでメモ化を取り組んで理解を深めていくことが大切と、日常のメモ化運動が土台であると、改めて提起頂きました。
埼玉県協では月1回県協編集委員会を持って、友の会機関紙も交流し学びあって単位友の会の機関紙も創意工夫で増えてきました。これを欠席した会員や家族へも返し、家族ぐるみの強化に役立てています。
 また、東京東部協葛飾友の会『働く仲間』も毎月発刊し好評を得ています。
 更に、西部協のFさんからは、毎月発刊しているが評判が良くないと謙遜していましたが、私は毎月T専従が持参するので楽しみにしています。徳島県協は新たに県協ニュースを3号まで発刊したと報告がありました。全国の県協でも機関紙を発刊していただきたいと思います。

 6ブロックの統一

第7は、6ブロックの統一問題です。三宅副会長の働きかけで3ブロックからの返答も返ってきました。今後も粘り強く働きかけ交流再開の条件を聞いていきます。
 敵資本との階級戦にを闘ううえでも6ブロック統一を目指していきます。

 来年の四国・高知での再会を楽しみに
 最後はお願いです。高知の池内さんからの要請どおり、来年の第24回全国交流集会は、5月18日、19日で四国・高知プリンスホテルで開きます。皆さん、元気で再開することを楽しみにしています。ありがとうございます。以上で全体集約にかえます。(なお、時間の関係で割愛した総学習運動の強化を以下に追加致しました)

 総学習運動の強化で一歩前へ
 総学習運動の強化は、自らの頭脳を研鑚する場です。茨城県協のNさんは、テレホン・ア・ポイントの仕事に関わって一年経つと随分と状況が変わってきた。私も7軒ア・ポイントとれたのが、地域が変わったので3軒しか取れなくなった。 
新しく入った人がドンドン辞めていく。所長(ボス)は、「仕事を削る」とは言うな。「仕事の調整」と言えと言う。明らかにおかしいと思う。学習して反論していきたい。労働大学中央講座にも参加して『共産党宣言』を学習してきたが難しい。社会主義になったら自分の生活がどうなるのか疑問がある。でも資本主義は格差と貧困が益々広がり、低賃金でアンダークラスの若者が増える中、無駄にならないように一生けんめい学習していきたいと報告してくれました。
更に茨城のNさん、埼玉のKさんから古典学習の強化の報告。関東ブロックの女性合宿でベーベルの『婦人論』の2回目の古典学習を取り組んでいる報告がありました。
NさんはNTTを辞めてから家にいると3度の食時のことが気になる。これでいいのかと『婦人論』を学習して改めて自戒した。Kさんは、頑張って60歳の定年を迎えるが、一年更新の再雇用でも65歳の満期まで働き続けたい。こう思えるのも友の会の第一学習会、女性交流会、女性講座、女性合宿を継続してきたから。これからも励みたいと報告。
埼玉A・Mさんから浦和地区友の会でも『哲学学習会』の継続の中から新たな読者拡大と芽が育ちつつあると言います。
総学習運動の強化で実践に一歩踏み込む担い手に成長していきましょう。

2018年度役員の紹介

会 長=須藤行彦
 副会長=関東・三宅敏之
東京・奥山信義
四国・吉田英和
労大・飯田邦雄
 事務局長=高原敏朗
 事務局次長=高井豊治
 全国運営委員
  組織=関東・小林精一
東京・斉藤邦彦
四国・東口 忍
九州・川野房雄
  編集=関東・小田切博
東京=芳賀芳美
四国=池内康宏
編集実務=栗原規昭
  女性=関東=岸 真弓
東京=高原康子
四国=竹内依子
 監査委員=関東・近藤泰夫
東京=千葉愛一郎
四国=村田道彦(新)
・退任=松岡和幸

四国監査委員の松岡和幸さん長い間役員ありがとうございました。新たに信任された村田道彦さん、これからよろしくお願いします。




第22回県協連総会
今総会は、役員22名中21名、県代表23名中 21県協、22名、傍聴者30名の総勢73名の仲間が結集し、一年間の年間方針に基づく年間総括から成果と課題を明らかにして頂き、貴重な発言が続きました。生きた教訓に満ちた総括、ありがとうございました。

積みあがってきた運動に学ぶ

  ~第22回県協連総会 全体集約~

                            労働大学まなぶ友の会県協連


事務局長 高原 敏朗

 


17県協から28名の生きた運動の総括が

質疑討論

関東=群馬1名、茨城3名、埼玉4名、千葉1名、神奈川再建2名、神奈川1名、山梨1

東京=東部2名、西部1名、南部1名、北部2名、中部2名、

近畿=兵庫2

四国=香川1名、徳島2名、高知1

九州=熊本1


 今総会は、役員22名中21名、県代表23名中21県協、22名、傍聴者30名の総勢73名の仲間が結集し、一年間の年間方針に基づく年間総括から成果と課題を明らかにして頂き、貴重な発言が続きました。生きた教訓に満ちた総括、ありがとうございました。17県協から28名の仲間が討論に参加いただきましたので紹介します。

 

県協連の大きな3つの方針とは


 皆さんには既にご案内のように、県協連は、三つの大きな柱を方針として掲げてきました。
 第1は、第一学習会を確立、強化です。四つの課題を三つにまなぶ相互討論、相互批判の積み上げで会員が主体性を高め、もう一人の担い手づくりを取り組もう。

 第2は、『月刊まなぶ』3000部到達運動です。

友の会の年間方針に基づく個人方針の確立でリストアップを行い、人間関係を深め拡大できる条件を高めて組織的な拡大を取り組もう。そして、創意性を発揮し、大衆学習会、まなぶ学習会、講座などを組織しよう。

 第3は、総学習運動の強化で、一歩実践に踏み込み、労働運動、社会主義運動に寄与していこう。この3点の運動の追求をお願いしてきましたが、歳を追うごとく、毎年、毎年すばらしい運動の積み上げが報告されてくるようになりました。この一年のご尽力に心から感謝を申し上げます。

そこで、皆さんの発言から、次の6点に渡り集約したいと思います。
(以下集約詳細は、「県協連ニュース128号2018年1月1日発行」を参照願います)

 

 

 

第21回県協連総会

11月19日ー20日に開催された第21回県協連総会は23県協69名の参加のもと34名の友の会運動を一歩前へ進めるためのこの一年間の総括発言がありました。会場は活発な討論で熱気に溢れました。







第21回県協連総会 全体集約

全国の仲間に生きた運動に学ぶ
                     労働大学まなぶ友の会県協連絡会議 事務局長 高原 敏朗


15県協から31名、役員3名から
      すばらしい活動の総括が

質疑討論

関東=茨城2名、埼玉2名、千葉1名
   神奈川4名
東京=東部1名、西部1名、南部1名、
北部3名、中部5名、三多摩1名
 近畿=兵庫1名
 四国=香川1名、徳島3名、高知1名
 九州=福岡1名
 全国運営委員=3名
昨日から今日にかけて、皆さんからすばらしい活動の総括の報告を聞かせていただき非常に感銘しました。これからの運動を進めるうえで非常に勇気を与えられました。ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
さて、昨日から今日までに質疑討論に加わっていただいた方は、昨日20名、今日14名、全体で15県協から31名、役員も運営委員から3名の34名の発言がありました。そこから得られた教訓点、まず何が成果であったのか、そして来年へ生かす反省点と課題は何かを明らかにしたいと思います。
第一は、私たちを取り巻く情勢を真剣に受け止めて、たじろがずに第一学習会をたたかいの砦として、闘い続け仲間を作り続けていることが明らかとなりました。安倍政権は、憲法審査会を招集し明文改憲に踏み出しました。平和憲法が危ないということです。
私たちが人間らしく働き続け、生き続けるためには、絶対譲れない、許すことができない5つの保障条件があると言ってきました。
第1は、生命と健康の保障、第2は、働く場所の保障、第3は、文化的に明るく生活が出来る賃金の保障、第4は、老後の社会保障、子どもの民主的教育の保障、第5は、第1から4までの保障を成立させ続けるための平和と民主主義の保障です。これらの保障が今、全て奪い去られようとしている情勢です。新自由主義という政・官・財・学が一体となった攻撃が私たちを襲ってきています。
それでは、なぜ、その攻撃を許してしまっているのかです。それは、資本主義的常識に流される四つの弱さが私たちの中にある。そしてそれを克服すべき「古典にまなぶ」、「仲間にまなぶ」、「資本にまなぶ」という、「四つの課題を三つにまなぶ」大衆学習運動が全国の職場、地域に広めようと運動を推し進めてきましたが、きわめて不十分であり、その結果日本の労働者階級の階級闘争をたたかい、資本の攻撃を押し返す主体性が奪われてきたからにほかなりません。従って、集団指導体制の強化のもと友の会の第一学習会を確立し、討論の中身を改善しようと言ってきました。

内向きな運動を外へ一歩踏み出す力が
皆さんの発言はその中身の改善を果たし、内向きな運動を外へ一歩踏み出す大きな力を発揮してきたことが、数多く報告されました。年間方針のもと個人方針を生かす運動が展開されてきています。それが結果として読者、会員の拡大につながっています。しかし、友の会員が高齢化して年々現役労働者が少なくなり、再雇用しても65歳を転機に運動をやめていく仲間が増えています。どのように意識改革を進めてきたのかの総括です。1日目の討論の集約は以下の通りです。

闘う仲間づくりで資本への怒りを共有
① まず、第一には仲間の力を借りる合同第一学習会で、主体性回復に向かってきた久喜市職友の会です。埼北友の会国労の仲間との合同学習会で「闘う仲間づくりで資本への怒りを共有する」ことができた。その結果、埼玉ユニオンネットに相談してきた若い女性を読者、会員とし、裁判闘争を闘っている報告でした。

労働組合こそが本当のセーフティーネット
② 次は徳島の全国交流集会に参加し勇気をもらって、11月1日から新たな会社に有期雇用で再就職がかなった。また労働者階級の一員として頑張っていきたい。これが出来たのも学習会で先輩方のアドバイスがあったからです。「たたかう労働組合こそが本当のセーフティーネットなんだ」と教えられ本当にそう思えるようになった、という茨城のMさんの発言です。有期雇用の労働者への差別・選別の攻撃が強まり、労契法20条が危ない。労契法18条=5年継続して働けば無期雇用の労働契約の締結が可能。使用者側は断れない。これを勝ち取るためにも頑張りたいという中身でした。

仲間づくりが進まないのを敵や仲間のせいにするな
③ 3人目はふたつの友の会を結成し神奈川県協を立ち上げたKさんの発言です。
健康を害しながらも「闘い一生、学習一生」を貫くために、仲間づくりのリストアップをして継続してきた。ここへきてまた仲間が増えた。その仲間が今度は自分から連れてきていいかと言ってきた。「ますます広がり続ける情勢だ。仲間を作れないことの原因を敵や仲間のせいにするな、自分の中に弱さがあるが、克服する力もあるんだ。継続こそが力の源泉だ」と力強く報告してくれました。

これからも仲間と家族に寄り添う友の会へ
④ 4人目は西部協のTさんです。運動をやり続けてこれたのは、妻や子が保障してくれたからだ。今は、娘が幼稚園でパワハラにあって身体を壊してしまい、そこに寄り添い、県協の仲間にも相談し、家族でも話し合い、幼稚園はやめて健康も取り戻し次の仕事を見つけて頑張っている。これからも「なかまと家族に寄り添う友の会」にしていこうと友の会の位置づけを改めて感じる報告でした。

三多摩から一歩外へ出る方針を実践
⑤ 次は、Wさん。昨年は東京ブロックの仲間に励まされ家族ぐるみの課題を学んだ。今年は、三多摩にうずもれていいのか。外へ一歩出る方針を以って取り組んできた。日野市職友の会の古賀さんが方針をたて市職に友の会の火種を残すために組合委員長と学習会を持つために努力しよう。そのために県協で何ができるのか考えている。「東京ブロックの仲間の支えから仲間が成長」してきている報告でした。

年間総括でふたつの成果を確認できた
⑥ 次は中部協のSさんの報告です。年間総括を行い、友の会でふたつの成果を共通認識にすることができた。そのひとつは、長らく事務局長不在できたが、任務とは何かを何回も議論するなかで、運営でなくて組織強化のために事務局長が必要なんだと新たに事務局長が誕生した。二つ目は、10年近くまなぶ講演会をやっていなかった。みんなで議論し、中身はなんにするのか「三池闘争」のDVD、メトロコマースの闘いもある、誰に働きかけるのか色んな人に声をかけようと話し合い、納得づくで話し合って取り組もうと準備しています。これが二つめの成果です。時間はかかるけれども皆で議論し「一歩前に出よう」と共通認識を作ってきた。
これ以降も徳島県協・三好市職友の会のKさんから、埼玉県協・南部地域友の会のMさんまで10人の発言が続きましたが、非常に教訓点の多い発言でしたので紹介します。

次世代の若者の仲間づくりの実践
① そのひとつが県協連の目指す次世代の
若者の仲間づくりの実践です。三好市職友の会のKさんからは「津田塾学習会」、「たたかう女子会」に参加し、労働組合、新社会党の運動も担う仲間の成長があった。「決して若者はあきらめていない。働きかけをまっている」という勇気が得られた報告。

総学習運動の強化で担い手が成長
② 次に掲げてきたのが総学習運動の強化
です。これを実践してきたのが東京北部協のMさんの報告。『社会を変える、自分を変える』の県協学習会。もうひとつが、北部女性学習会『成果主義とのたたかい』。この積み上げで古典に学ぶことでどう実践に返すのかを追求してきた。担い手が一歩進んで共闘運動へ参加し成長してきた報告。

10年前、NTT労組内部で要求し改善
③ 労働運動に寄与する神奈川再建連のTさんのNTT労組内で10年前に奮闘した経験談の報告。NTT労組内でも、仲間の要求を声にだして前進させた報告。

『月刊まなぶ』みんなの学習講座に参加し共闘運動が広がる
④ 労働法制改悪が広がる中、これに抗した闘いを企画した編集部への感謝の気持ちを述べていただいた東京北部協のKさん。編集部座談会に参加し、北区地域ユニオン、ユニオンネット埼玉の女性の闘いに連帯して、怒り、要求を共有できたと報告。

まなぶ講演会の持ち方、内容に創意性と自主性、独自性が
⑤ 次は、友の会運動を外へ広げるための
まなぶ講演会の持ち方に創意性、自主性が出てきたという香川県協のMさん、高知県協のTさんの報告。
香川では徳島のTさんの「歌声とトーク・みんなで歌う」明るく元気になった講演会は盛り上がった。
高知のTさんは、まなぶ講演会を元労働基準監督官の大野さんの「非正規労働者の実態と今後の課題」のテーマで非常に中身の濃い内容で、質問がひっきりなしにでて好評だった。参加者も労組オルグを行い57名を結集。そして今度は、高知労働大学講座を取り組みたい。元全電通分会長の役選を闘い抜いた69歳の先輩が「高知講座をやろうじゃないか」と刺激を与えてくれた。構想はできてきたので外へ一歩踏み込んでいこうと力強い発言でした。編集への要望の意見が載っていました。3ブロックのもちまわりでなく、県協があるのだから県協への原稿依頼をしたらどうか、この要望を編集部に返し検討したい。

階級的労働運動の再生を
⑥ そして何といっても圧巻だったのが東京東部協のSさんと福岡県協のHさんの報告。Sさんは、どう『月刊まなぶ』拡大運動に責任をもつのか。定年退職で現役が減るなかで仲間づくりに責任を持つのか。それには、何が壁になっていたのかを総括し仲間の中に入っていく。その結果、会員5名、読者14名を拡大してきた。しかし労働組合が組合の体をなしていない現実がある。階級的労働組合に変えていくしかない、『月刊道しるべ』は80部から、この10年で150部へ広めることができた。ここで分かってきたのは「仲間に学ぶ」姿勢が問われていたことだ。「仲間に入っていく」これができた一年だった。従って、来年の4月号から誌代が上がることを理由に減部では友の会運動の意義が問われる。全国のブロック、各県協が意思統一して拡大運動のリストアップを行い「仲間に入っていく」運動を展開していこうと呼びかけがなされました。

家族ぐるみの強化で「闘い一生、学習一生」
⑦ そのためにも、家族ぐるみの団結強化が問われている。第13回三池友の会にまなぶ全国交流会では、女性陣からの熾烈な質問が出されて相互討論が交わされた。定年後の働き方、生活の見直しのメモ化の総括で、「何で再就職し、要求し成果がでてきたのに辞めてしまうのか」、「妻とどう向き合って話がされているのか」と「ドキドキ、ハラハラ」しながら聞いていたというのが三池の男性陣の感想だった。三池のOGのHさんからは「夫と私はずっと戦友として三池闘争を闘ってきた」と家族は同志であるという。また元気をもらえたので交流は今年が最後と思ったが、また来年も交流したいと決意をもらしていたという報告。
 また千葉のAさんからは、全国の仲間、ブロックの仲間と交流すると元気がもらえると交流の大切さが報告されました。

「友の会に党派性を持ち込んだら離れる」
「本当にそうか。私は社民党だが、自分の立つ場をはっきりして交流してきた」
⑧ 次は、神奈川再建のHさんから、現役でNTTにいたころの「年休行使の権利」があるんだという共通認識が組合員とえられた。あきらめないで話し合うことの必要性があることの報告。また、なぜ友の会に党派性を持ち込むのか。社民党籍の人は辞めるよ。という報告。
⑨ これに関連して、埼玉県協のMさんからは、ほんとうにそうか。私は社民党籍です。南部地域友の会では10年かけて『社会を変える、自分を変える』を学習してきて科学的社会主義の思想を学んできたから、党支部会議でも学んだことを話す。自分の立場をはっきりさせて話しをしていく。『月刊まなぶ』も広めようと『食事会』を続けてきた。なかなか私の意見に賛同は得られず拡大とはなっていないが、レジメを作って来いと言われたので「脱原発」のレジメをつくって臨んだら集中議論ができた。この10年間で自分の立場をはっきりさせて話し合うことの大切さを学んだという報告。

神奈川県協再建連絡会と神奈川県協のこれからの話し合いは
次に2日目の討論です。議長から相互討論していきたいという趣旨があり、有意義な報告が続きました。
① 最初に神奈川再建連絡会義の質問に対するK全国運営委員の回答がありました。最近関東幹事会の連絡が来ないということに、神奈川再建連絡会は、2005年に「関東幹事会から脱会することを確認しました」と一方的な文書が発信されてきましたが声はかけてきました。最近は参加してきていません。これからも関東幹事会に戻って来ていただければ良い、と返答されました。後で総会終了後に会う日を決めて交流を深めていきたいと思います。Hさんからいつ神奈川県協を結成したのかKさんに教えて欲しいという意見がありました。これはのちほど小泉さんから報告していただく。また脱会文書はあるのかという質問があり、これは私も持っているので皆さんに紹介したい。この件に関して中部協のOさんから、6ブロックの統一と同じ全国の問題だからきちんと報告して欲しいという意見がありましたので皆さんに経過と討論を返していきたい。
 
「ミニまなぶ講演会」で自信をつけ外部へ
② 次は、埼玉浦和地区友の会のAさんの『月刊まなぶ』拡大運動の報告です。
拡大できない弱さは内部にあるのではないかという報告がありましたが、浦和地区では「歌う仲間きずな」、「原発を考える会」など、外部への働きかけの条件を作って拡大してきました。今年は自信を持って働きかけを進めるために、第一学習会で会員が「ミニまなぶ講演会」で自分の生い立ちや今の想いを報告しあうことをやってきました。これからが楽しみだという報告。

 相手の気持ちを分かり合う努力を
③ 中部協のHさんからは、私も「東京東部労組の電話相談」で非正規の労働者の悩みを聞いて色々学ばされてきた。友の会では現役が2名しか残っていない。退職者が多い。第一学習会でしか職場での問題が聞けない。そういう中でも「納得づくの運動」を追求してきた。お互い理解し合おう。相手の気持ちを考えながら話し合いを進める努力をしよう。Aさんの「ミニまなぶ講演会」の話を聞いて、自分で話したいテーマを決めて交流するということ。相手の気持ちを分かり合うことにつながると思った。

来年の目標は革新市長選挙闘争に勝つ、第5期労働大学中央講座の受講
④ 三好市職労友の会のKさんからは、来年の目標はふたつだ。第1は、来春の革新市長の勝利に向けて引っ張っていきたい。第2は、科学的社会主義の思想を見につけるために、第5期労働大学中央講座を受講したいという青年らしい決意が述べられた。
 それから、中部協のNさんから、仲間の団結づくり。南部協のKさんからは、第一学習会に参加できる条件づくりの成果と今後の家族ぐるみの課題。北部協のNさんからは、73歳で独り住まいで来年はどうなるのか。団結づくりを進めていきたい。
三好市職労のKさんからは、最初組合専従を受けるとき前むきではなかったが、条件が揃ってから受けるではだめだ。そんな時はない。今専従になる時だと言われてやってきた。家族、妻が支えてくれている。仲間の支えがあって活動ができてきた。家族ぐるみの運動のアドバイスを教えて欲しい。
これに神奈川のHさんから、家族、妻と喧嘩をする。月5万円の活動費では足りない。一年かかってやっと増やしましょうと了解もらった。喧嘩になっても話し合いが必要。頑張って欲しい。
 
 継続は力なりを実感した一年
次に、兵庫のHさんからは、JPの仲間と学習会を発足させた。『成果主義とのたたかい』のテキストを使って進めてきた。労働運動の経験がない。「赤手帳運動」も知らない仲間たち。もうひとつは、まなぶ読者会が今盛況だ。12~3人に増えてきた。継続は力なりを実感した一年だった。
 
「たたかう女子会」の若い女性たちに学ぶ
次は、全国運営委員の二人から。
四国女性担当のTさんからは、四国では新しい動きがでてきている。「たたかう女子会」が出来て皆で頑張っている。「たたかう女子会」の若い女性は、学習意欲が旺盛だ。社会の矛盾が、学習会に引き寄せる。彼女らは、どんなに遠くても、寒くても学習会に参加して交流し元気で帰っていく。なぜ、こんなに学習意欲があるのか学ばされてきた。この若い女性たちに元気をもらった一年だった。

 「交流は幾万枚のビラよりまさる」
 最後は、三池のKさんから「第13回三池友の会に学ぶ交流会」でのお礼と今年亡くなった酒井菊次郎さんは死ぬまで学習一生だった。90歳になってもバイクに妻を乗せて学習会に参加してきた。「みんなで決めたことはみんなで守る」を貫きとおした。I副学長も89歳で、頑張っている。今度、交流したいと言っているので、千葉に行きたい。「交流は幾万枚のビラよりまさる」といったのはレーニンだ。マルクスが『共産党宣言』の最後に「万国の労働者、団結せよ!」といっている。私も84歳だが、死ぬまでそれにならって頑張りたい。
 以上が皆さんから頂いた意見でした。これで全体集約に代えます。(時間がきたのでまとめを言えなかったので以下にまとめを記しました。)
 
今後の課題
1)年間方針に基づく個人方針を確立し、引き続き『月刊まなぶ』3000部到達運動を進めよう。
2)情勢分析を正しく行い、正しい実践を可能ならしめるために、引き続き総学習運動を強化し、第5期労働大学中央講座で知力を磨き上げよう。
3)「四つの課題を三つにまなぶ」大衆学習運動を全国の空白地区の職場、地域に広め、労働運動の階級的強化に寄与しよう。
4)まなぶ講演会、労働大学講座を全国的に展開しよう。
5)県協連に結集する友の会は6ブロック統一に向けて全体で取り組もう。
6)来年の5月の第22回全国交流集会=箱根高原ホテルで元気でお会いしましょう。




第21回全国交流集会に253名が結集

5月21日~22日に徳島市グランドホテル偕楽園で開催された、第21回全国交流集会に全国20県協から253名が結集しました。全国交流集会は「学習・反合理化・社会主義」の基調のもとに、四つの課題を三つに学ぶ大衆学習運動の中間総括の場として開催されました。
 全体集会での各ブロック代表発言や分散会交流では、厳しい生活や職場での怒り、仲間づくりの成果や課題、家族ぐるみのたたかいのが報告され学び会うことができました。
(詳細は「第21回全国交流集会」ページへ)



労働大学まなぶ友の会県協連絡会議 第20回総会が開催される

全国総会は、役員21名中19名、代表24名中23名。傍聴者28名の総勢70名の参加のもと、成功裏に開催されました。


全体集約

 

働く環境が大変厳しくなっていますが、その攻撃に挫けず敗けない明るくエンジョイし生き方に自信をもっている発言がたくさんありました。

第一に特に感銘したのは、熊本代表のTさんです。大阪へ強制配転され、その後熊本へ戻り、今も元気でNTTで働き続けています。「七夕友の会は総会も年間方針もなかった。そこで集まって駄弁る仲良しGではいかんと思い、総会をもち年間方針と年間活動計画を立て個人方針も確認し月1回Mさんの奥さん宅に集まり出席率99.9%で12回取り組んできました。春には花見、秋には芋ほりバーベキュー交流をやって読者や家族も誘って行う。そうすると実践部隊で活躍している活動家がクタクタに疲れていて本音が話せる場がない。友の会にくると言える。熊本は友の会は「レクレーション部」でいいと思っている。ホットできる場がなければ、働き続け生き続けられない。元気で明るく楽しく進めていきたい」と報告してくれました。これが友の会の原点です。友の会の中に厚い信頼と団結があれば仲間は集まってくる。第一には、この友の会の存在意義が確認されました。

第二は、闘う以外に働き続け生き続けられない再確認です。とりわけ重点県協の高知の二人の仲間の発言です。Mさんからは田植裁判闘争の勝利和解のお礼が語られました。Tさんからは、マイナンバーの誤配で管理者のパワハラ攻撃に立ち向かう姿勢が勇気を与えました。京都郵政採用の仲間が高知へ希望し転職してきました。サーヒインが好きな反骨精神に燃えたガッツある青年。この仲間を会員して全国交流、全国総会に連れてきたいという元気な発言がありました。

また、この闘う以外に守れないという発言で優れていたのは、東京東部協のYさん、香川のMさんです。この二つの友の会は具体的に仲間づくりを果たしてきました。そこには、京成資本と闘う長期方針に基づく具体的な年間方針、個人方針の確立があったと報告されました。香川のMさんも高郵の郵政ユニオンの拡大は闘う方針を持っていたからだと報告がありました。さらに埼玉のYさんからは、闘うための根拠づくりには、働き方・生活の見直しのメモ化の積み上げが必要であり、この取り組みがあったから第一学習会が質的に発展し、もうひとつの友の会に関わり再建総会にこぎつけたという報告がありました。改めて長期方針、資本と闘う学習一生、闘い一生の方針と、それに基づく具体的な仲間づくりの方針と実践、そのためのメモ化による闘う根拠、怒りと要求。これがあって担い手の質の向上、第一学習会の改善につながり、友の会員同士と家族の相互信頼、団結が強まり、仲間に一歩踏み込んでいけるエネルギーとなる、このことが確認できたと思います。

第3は、3000部到達への仲間づくりへの成果です。これは多くの仲間から教訓化できる報告がありました。①まず、三好市職労友の会、労働運動の強化は友の会運動の強化からだ、三好市合併の合理化攻撃にも世代交代で仲間づくりを進めてきた。それに欠かせないのが世代を超えて参加できる音楽活動だ。『まなぶピースバンド』を結成し、来年の全国交流会を元気に徳島で迎えたいと表明してくれました。②音楽活動と言えば、埼玉の浦和地区友の会の歌う絆、それだけでなく原発問題を考える会で読者拡大、③もうひとつ埼玉では川越地域の英語教室や女子会での人間関係づくり、④農業問題の交流で仲間関係を回復した群馬県協、⑤ランチミーテイングで不満の言い合いを取り組む東京北部のほのお友の会、⑥ダメもとと言いながらも近所の知り合いへ声かけで読者拡大につなげた京成はこべらのHさん、こうした担い手の外部の五人組運動の取り組みなくして仲間づくりはない。そして⑥まなぶ学習会を組織して会員化を勝ち取ったという埼玉七光台検修区友の会の報告、どれもが人間関係づくりから話し合いの積み上げで読者、会員拡大につなげてきた報告でした。

第4は、成長した担い手が取り組む今後の課題はなにかです。四つの課題を三つにまなぶ理論と実践の検証です。それには、まなぶ講演会、労働大学講座を組織化し、自ら講師となり労組青年部へ食い込み諸活動を展開し、関わりを深めていく。これは山梨県協のM会長の報告、歴史の学び発展法則が分かっているからどんな質問にも応えることができる、教えるのではなく30年間、仲間から古典から学んだことを返していく。次は、千葉のSさんは、総学習運動を地域へ広げていく。唯物弁証法の矛盾が現代資本主義を貫ぬき生活に現象化している、それをみんなで学習し、解決の方法を考えていく。さらに学んだら実践に転化していくという茨城のKさん、反原発運動を日頃から担い、沖縄辺野古基地反対運動へ参加。沖縄県民と交流し温かさ、自然を守ることの大切さを直に学んだといいます。そのためにも健康の維持です。多くの仲間が現役を離れていますが、東京西部協のFさんのように元気で活動する。そうした中で全国交流集会に党のEさんが参加してくれた。「努力は裏切らない」この言葉を信じて運動を展開していきたいなど等、これから課題を明らかにしてくれました。しかし、一方で、気力がでない。もう12月でNTTをやめるという本音もでました。なぜか、どうしてか、それでいいのかの相互討論の粘り強い積み上げが必要であることも分かりました。これらを今後の活動に生かしていきましょう。最後に来年の全国交流は5月、徳島です。元気でお会いしましょう。


労働大学まなぶ友の会県協連絡会議 第19回総会が開催される

労働大学まなぶ友の会県協連絡会議第19回総会は、11月22日~23日にほっとプラザはるみ(22日)および勝どき区民館(23日)において開催されました。総会には、運営委員、代議員、傍聴者合計70名が参加して活発な討論が行われました。

総会議長には佐久間さん、槍埼さんの両名が選出され、冒頭須藤会長より19回総会の意義と課題含めてあいさつがされました。(詳細は議案の意義と課題を参照して下さい)続いて総括と方針、財政収支報告、監査報告、労働大学の総括と方針、財政収支報告の議案提案があり、その後代議員と傍聴者29名から運動の成果と弱さも含めて活発な発言がされました。

高原事務局長の集約、新役員の提案の後、議案と役員人事について全員の拍手で承認されました。

 

高原事務局長集約要旨

成果と弱さの報告が29名の仲間からされました。
これらの発言から明らかにされたことは、一つは取り巻く情勢から見た私たちの課題です。沖縄知事選は圧勝し、自公政権への大きな痛打を与えました。自民党の農業政策では日本の農業は壊滅する、自民党には投票しない、という農民の不平不満を我々が捉えどう組織するか。取り巻く情勢から我々の当面の課題といえます。
労働運動を取り巻く情勢はどうか、労働運動は社会主義へ近づく大きな運動である。我々の足元ではどの職場でもパワハラ低賃金という中で反撃の条件を作ろうという報告があった。黙っていたら殺される。そういう情勢です。

二つ目は、現職の頑張りの報告もたくさんありました。おはようニュースはきついが組合員が拡大した、メトロコマーズのたたかいの報告、常に資本、敵を意識する思想性を確立するために古典を学び本当の怒りを努力を続けているという報告。また年金生活になってもユニオン運動にがんばっている。高齢者の友の会で一人の仲間が倒れても二人で学習会をがんばっている79歳の仲間。メモかを第一学習会で議論し友の会員も増え読者も増えたという報告。これらの発言に、情勢に負けない主体的な働きかけを感じ取ることができました。

三つ目に第一学習会の強化と中身の改善についてです。重点県協として徳島県協と東京東部県協を運営委員会で議論してきました。徳島ではマドンナ友の会の第一学習会再開され団結を強める基礎になると報告されました。各県協では未開催友の会を重点友の会に設定して足を運ぶことが必要です。第一学習会の中身の改善については、メモ化の取り組みを通してそのメモかを元に、なぜか、どうしてか、それでいいのかと議論しなければ個人解決に終わってしまう。誰でも四つの弱さを持っている、克服するために第一学習会の中身の改善に取り組んできた報告もされました。

四つ目は個人方針の確立です。香川から、資本に対する怒りを忘れてはならない、個人対応をなくすために本音の討論と学習、今の現状を打破していくためにも個人方針が必要だということを何回も確認する。会員間の交流と討論が一番必要だ、この方針を県協へ提起して行くことが大切と報告された。そして、リストアップ運動が大切だと埼玉、三池から報告されました。具体的な拡大の経験も報告されました。定年したが、職場は非正規が半分、入所者が減り職員が減り労働条件が厳しいなる一方で、正規と非正規の軋轢もある中で、若者に声かけ、家庭にも足を運び拡大してきたといいます。ただ拡大運動は拡大のための拡大ではあってはならない。友の会運動を、団結を意識しなくなる攻撃が日常的にあります、これとたたかうための拡大運動であると確認する必要があります。

5つ目は若者、女性の担い手の拡大です。徳島からも若者への声掛けの報告がありました。組合青年部との有機的な結合。一歩前へ出て若者に、女性に声を掛けることが求められています。

総学習運動についても発言されました。総学習テキストを使って哲学を学習し、職場、社会の矛盾が発展の原動力だとわかった。それが拡大に繋がったという発言がありました。総学習運動を第一学習会で取り組むことが拡大に繋がるということでした。

労働大学は成果主義ハンドブックの発行しました。我々友の会員が総学習運動と合わせてこのハンドブックを使った学習会に取り組んでいく。そのことが求められています。

来年7月は記念すべき第20回全国交流集会が群馬の水上で行われます。250名の参加を達成することを皆で確認して集約に変えていきます。


全国の仲間へのアピール

 

われわれは、1996720日から21日にかけて、「全協再建をめざす労働大学まなぶ友の会県協連絡会議」(略称「友の会県協連」)の結成総会と、第1回全国交流会を東京で開催しました。

この結成総会と全国交流会には、全国42県協の代表者531名が参加し、「友の会県協連」の結成を確認し、久しく待たれていた全国交流を行うことが出来ました。

 われわれの「友の会県協連」に参加した県協は、6年前に不当にも凍結された労働大学まなぶ友の会全国協議会の4分の3の県協にあたります。

 この結集は、6年前、全国交流の場所を奪われながら、全国各地で「四つの課題を三つにまなぶ」労働大学まなぶ友の会運動の基調にもとずき、組織と運動を維持し発展させてきた、多くの仲間の長期のねばり強い努力の成果です。

 われわれは、今日の結成総会をもって、旧労働大学まなぶ友の会全国協議会の組織と運動の土台を引き継ぐことに成功したことを宣言し、全国の仲間に報告いたします。これは、われわれがめざす「統一された労働大学まなぶ友の会全国協議会」再建の、確かな第1歩を踏み出したことを意味しています。

 われわれの組織があくまでも求めるものは、統一された労働大学まなぶ友の会全国協議会を再建し、故向坂逸郎学監がめざした、労働大学運動の目的を追求し続け、労働大学の再生と再建をはかることです。

 今日の情勢は、多くの職場と地域で、日本の労働者階級が団結への自信と展望を失い、独占資本のやりたい放題の合理化攻撃のなかで、個人判断・個人解決に走っています。その結果、働き続け行き続ける条件はますます失われ、労働運動は労資一体となり、日本社会党は解体させられ、全国の多くの働く仲間は職場と生活に耐えがたい苦しみと不安を感じています。

 われわれは、あらゆる職場と地域の中で、労働大学まなぶ友の会を組織し、働く仲間の話し合いと共同行動、家族ぐるみを作り出します。そのために、第一学習会の年間方針を確立し、職場・生活の見直しの討論を作りあげる決意です。

 大衆学習運動を通じてこそ、われわれ自身が働き続け行き続けることができるし、科学的社会主義の思想は働く仲間の中に力強く根づくことが出来ます。

 働くものの未来、日本の労働運動と平和革命をめざす社会主義運動の未来は、大衆学習運動の成長にかかっています。

 今日の結成総会の成功を新たな出発点として、労働大学まなぶ友の会運動を一層前進させる決意です。

 日本の働くものの未来を切り開くために、全国の多くの仲間が、われわれと共に、あたたかく希望に満ちたこの運動に参加されることを訴え、結成の宣言と全国の仲間へのアピールといたします。

1996721

「全協再建をめざす労働大学まなぶ友の会県協連絡会議」結成総会

 

「全協」再建をめざす労働大学まなぶ友の会県協連絡会議会則
1.  名称・所在地
 この会は「全協」再建をめざす労働大学まなぶ友の会県協連絡会議とよび、事務局を東京都足立区千住橋戸町11-15番地におきます。
2.  目的
 この会は、日本における社会主義社会の実現を勝ち取るために、大衆学習運動の強化を通して、科学的社会主義の思想を身につけた活動家をつくりだし、社会主義運動、労働運動の前進に寄与することを目的とします。
3.  活動
 この会は、前項の目的を達成する為に、次の活動を行います。
   労働大学まなぶ友の会の強化。
   全国規模の交流をはかるための諸集会の開催。
   出版活動。
   その他、総会、運営委員会および県協代表者会議において確認された事項。
4.  構成
 この会は、会の目的に賛同する県協議会をもって構成します。
5.  役員
 この会の活動を進めるために、次の役員をおき、その任期を1年とします。
   会長1名、副会長若干名、事務局長1名、事務局次長若干名、運営委員若干名、監査委員若干名。
6.  運営
 この会は、県協議会の代表によって構成される年1回の総会において、活動方針、財政、役員の確認を行います。
 総会で確認された役員を持って構成する四役会議、運営委員会、監査委員会および県協代表者会議によって具体的な活動を進めま   す。
7.  財政
 この会の活動資金は、会費、事業収入、カンパをもってこれにあてますが、会費は1人当り300円とします。
8.  構成県協の権利と義務
       この会の構成県協に所属する会員は、会の運営に意見を述べる権利を持つとともに、会の主催する諸活動に優先的に参加す      ることができます。
       この会の構成県協は、定められた会費の納入と会の活動に積極的に取り組んでいく義務を負います。
    なお、この会の名誉を著しく傷つけたり、理由なく会費を2年以上にわたって滞納した県協は、運営委員会の議を経て、総会の     確認により退会させることができます。
9.施行
 ① 会則は、1996年7月21日より施行します。
 ② この会則は、2000年9月16日より一部改正し施行します。
 ③ この会則は、2004年11月11日一部改訂し、2004年10月1日に遡及して施行します。



この頁の掲載者:高原